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エンディング

電車はがたんごとん、進んでいった

行きつくところまで

誰もいない星には、バラが一輪だけ咲いていた

いくつもある星の中で、そのバラだけは特別で、美しかった

あの人を乗せた電車が、そこに行きついた

きっと、あの星には、あの人がいる

見上げれば、その星は特別だった

​いくつもある星の中で、きっと特別な星だった

エンディング 8p: 概要
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